第1回 プロジェクターだから手にすることができる高画質な大型映像(1)[11.01.27]
■ 大型映像システムの浸透で注目されるプロジェクター
薄型テレビ&ディスプレイの大型化やLEDディスプレイの高輝度化と高精細化に伴い、屋外の街角や室内の事務所、家庭に至るまで映像シーンが氾濫してきている。またポータブルはスマートフォンに代表されるようにネット動画を身近にしつつあり、ここでも映像シーンで満たされるようになった。さらに大型映像システムは街角からスポーツ&ゲームやショービジネス、多様なイベントへと浸透、さまざまなエンターテイメントにも貢献するようになった。こうした中で大型映像システムに欠かせないディスプレイ機器として俄然プロジェクターが注目されるところである。
■ 華麗で感動の得られる鮮明な大画面映像
さてプロジェクターが誕生して以来というもの大画面化と高輝度化を進めているが、プロジェクターの魅力はディスプレイ機器として、フリーサイズな画面を大きく、明るく、鮮明に、かつ上質な映像表示ができることに尽きるだろう。薄型テレビやLEDディスプレイ、またマルチ画面らではどうしても乗り越えられないこうした映像表示が、プロジェクターを使用することでクリアーすることができ、また活躍するという大きな期待に応えられるシステムだからである。
下の写真はエジプトのエドフ神殿(別名:ホルス神殿、紀元前237年)の壁に、プロジェクター( 例クリスティ:モデルDS+10K-M、SXGA+など)を使用し、アート化して見せた映像世界の例である。

エジプトのエドフ神殿の壁面に高画質&高輝度投写をして魅了できるのもプロジェクターだからの威力である(使用モデル:Roadster S+20K)
このように華麗で感動の得られる鮮明な大画面映像こそプロジェクターでしか得られない貴重でかけがえのない映像世界である。世界遺産に登録されるような貴重な構造物は破壊や細工は御法度である。だからそうした行為を伴わなずに、しかも光や熱で破損させることなくスクリーン代わりに利用して、映像アートによる一大エンターテイメントさを提案できるのがプロジェクターならではの特徴である。

普段のエドフ神殿。世界遺産なので、壁面に細工をすることはできない。